Sunday

THE WRONG PLACE

彼は私を愛しているという
ふたりは同じ囲いの中で
同じ失敗を繰り返す
それでも季節は私をおいて
グルグルまわっていく

すでに愛を信じていない私

空っぽになった私は
深夜の電車に乗り込む
当てもなく
恐怖なんてない
ただ同じ場所に落ち着けない

すでに愛を信じていない私

間違った場所
間違った人々

どうして私を空っぽにするの
どうして私を乾かせるの
どうして私から奪っていくの